みんな大好き!パスタのあれこれ

パスタ料理のトマトソース

ナポリタンと言えば、あの赤い色の味付けが特徴ですよね。では、その特徴である「トマトソース」の日本における歴史について考えてみましょう。

 

日本での西洋料理の始まりはフランス料理かもしれませんが、パスタ料理のソースはイタリア料理から伝わったものだと思いますよね。イタリア料理のトマトソースは、基本的にトマトとオイルとバジルをあわせただけのシンプルなもので「サルサ・ポモドーロ」と呼ばれています。そこにガーリックとオレガノを加えると「マリナーラ」、パンチェッタを加えると「アマトリチャーナ」、唐辛子を加えると「アラビアータ」と全く別のソースに変わるのです。

 

それに対しフランス料理の「トマト・ソース」は、オニオンやセロリ、ガーリックなどの香味野菜をソテーし、そこにトマトを加え、コショウとローリエで香り付けするのが基本となっています。また、場合によってはルー(バターと小麦粉を合わせたもの)で濃度を濃くしたりもするそうです。

 

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日本の洋食に対するフランスの影響力

以上のように、イタリアンとフレンチのトマトソースは、味も香りも全く違うのです。昔の日本の西洋料理は、フレンチを発展させて作っていたので、当然トマトソースもフランス式になっていました。

 

昔と言っても1990年代にパスタ・ブームが到来する前までは、日本で「トマトソース」と言えばフランス式のトマトソースが圧倒的に主流。家庭で使う料理本に関してもトマトソースの作り方には、野菜を炒めてトマトを合わせ、ローリエを入れて煮込む…といったフランス式の作り方が書かれていたことを覚えている人は少なくないでしょう。

 

これらのことから、日本がどれだけ洋食に対してフランスの影響を受けていたのかが分かりますよね。フランス料理でパスタに味付けをする場合には、簡単にチーズやバターで合えるだけだったり、トマトソースを使うこともあれば、トマトピューレだけの場合、ドミグラスソースとトマトソースを混ぜる場合…といろいろとあります。さまざまな調理法があるのもフランス式ならではかもしれません。

 

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