トマトケチャップの始まりは

トマトケチャップの始まりは

「大衆洋食の中に“スパゲッティのトマトケチャップ炒め”があったんじゃないか?」ということで、高級なフランス料理という観点ではなく、考えてみます。味が全く違うというのが、トマトソースで作ったナポリタンとトマトケチャップで作ったナポリタンですが、これだけ違いがあるので、その起源も当然違うのではないか?と思います。

 

これを解明するには、日本にケチャップがどのように伝わってきたのか見ていくと、それがどのようなことか予測できます。1876年の明治九年、アメリカのハインツ社が世界で初めて、トマトケチャップを開発しました。しかし、トマト以外のさまざまな食材を使って作られたのがトマトケチャップで、トマトケチャップはトマトがベースになった調味料ではありませんでした。

 

トマトをベースとしたケチャップは十八世紀後半には誕生していたのですが、しかし、味はあまり良くなかったようで、メジャーなものではありませんでした。そこで、ハインツ社が甘酸っぱいトマトケチャップを作り、発売すると同時にアメリカから人気が高まっていったとのことです。